空腹時におならをしたくなったり、お腹が痛くなったりした経験はありませんか?
でも、長時間何も食べずにいることで空腹を感じるときの体内は、胃や腸に食べ物がほとんどないというイメージがあるので、空腹時におならをしたくなる現象はピンときませんよね。

そもそも、食事をしてから食べ物が大腸にいくまでに12〜15時間、排便までには24〜72時間もかかると言われています。
このため、空腹を感じても、それは胃の中に食べ物がほとんどないだけで、腸には前に食べたものが残っているのです。
この残った食べ物のカスからガスが発生しておならとなります。
つまり、空腹時でもおならの原因となるガスの発生は起こりうるのです。

では、空腹時におならをしたくなるのは何故でしょうか。
空腹時に腸に残った食べ物のカスは、次に食事をして腸に届いた食べ物と一緒に排出されていきます。
ところが、次の食べ物が腸に届かないと、前から残っていた食べ物のカスはそのまま滞留してしまいます。
そうすると、残った食べ物のカスは腐敗した状態になり、臭いガスを発生させておならとなって出てくるのです。

定期的に健康的な食生活を送っていれば、腸内で発生されるガスは臭くありません。
このため、こういったときのおならは匂いません。
しかしながら、前記のように長時間腸内に残ってしまったガスは臭いガスなので、おならも臭いんです。

また、食べ物のカスが残ってしまうと善玉菌より悪玉菌が優位な状態になってしまいます。
腸内が悪玉菌優位の環境になると腹痛を引き起こす可能性もあります。
また、空腹時に頻繁におならがしたくなったときにおならを我慢することによって、腸内にガスが溜まってしまい、そのことが原因で腹痛となることも考えられます。

空腹時は何も食べ物がないと思ってクリーンなイメージを持ってしまいがちですが、腸内は反対にダークな状態になってしまっています。
臭いおならや腹痛を感じたら、その腸内のダークな状態が表に出てきてしまっているということを思い出して、体に良いものを取り入れるようにして下さい。