納豆には血液サラサラをサポートするナットウキナーゼという成分が含まれています。食物繊維も豊富、発酵することで便秘解消効果も期待できます。健康や美容のために、毎日欠かさず食べている方もいるのではないでしょうか。

でも、おならがたくさん出るようになって困ったことがありませんか。どうして納豆を食べるとおならがでるのでしょうか。

納豆は食物繊維が豊富な食品です。納豆1パック(50g)には3.3gほどの食物繊維が含まれています。食物繊維には不溶性と水溶性がありますが、納豆には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がバランスよく含まれています。

食物繊維には、便のカサを増やして大腸の蠕動運動を活発にしたり、善玉菌のエサになる働きがあります。そのため、便秘解消に効果的です。

食物繊維は消化されにくい性質があり、消化されずに大腸にまで届きます。大腸に届いた食物繊維は、腸内細菌の働きによって発酵します。このときにガスが発生します。大豆製品はガスを発生させやすい食べものなので、納豆を食べておならがたくさん出るようになるのです。

おならが臭い場合は、腸内で悪玉菌が増えている可能性があります。

腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌が棲みついていて、それぞれがバランスをとっています。このバランスが崩れて悪玉菌が増えると、腸内で悪玉菌が作り出す有害物質が増えます。インドール、スカトール、硫化水素などの悪玉菌が作り出す物質は、強いにおいがします。

悪玉菌はタンパク質が好物です。納豆はタンパク質を豊富に含んでいます。いくら体によい食べものとはいっても、食べすぎればタンパク質の過剰摂取になる可能性があります。食事全体のタンパク質摂取量が増えることで、悪玉菌が増えておならが臭くなることがあります。

おならのにおいを改善するには、善玉菌を増やしてあげる必要があります。ヨーグルトやぬか漬けなどの発酵食品を食べたり、善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を摂取することで腸内環境が整います。善玉菌が増えれば悪玉菌が減って、おならのにおいが改善します。