卵の腐ったにおいのおならが出た経験がありませんか。自分でも臭くて嫌になることもあるはず。では、どうして卵の腐ったにおいのおならが出るのでしょうか。

おならが臭い原因は3つあります。

1つめは病気です。大腸がんや胃潰瘍で臭いおならが出ることがあります。

大腸がんは、壊死した細胞が腐ることでにおいを発生させます。胃潰瘍や胃に炎症があると、ガスが多く発生するといわれます。あまり多くの方に当てはまらないと思いますが、心配な場合は一度検査を受けてみるとよいでしょう。

2つめは食べ物の影響です。餃子を食べた翌日に、卵の腐ったにおいのおならが出たことがありませんか。これは餃子に使用されているニンニクやニラなどが原因です。

ニンニクやニラには硫黄が含まれています。硫黄は血液をサラサラにするなど体に必要なミネラルですが、硫黄を多く摂取するとおならが臭くなります。硫黄を含む温泉に行ったときのようなおならのにおいです。

ニンニクやニラ以外にも、たまねぎ、大根、キャベツやブロッコリーなどアブラナ科の野菜に硫黄が多く含まれています。

3つめは腸内環境の悪化です。腸内に悪玉菌が増えるとおならが臭くなります。

腸内には100兆個以上もの腸内細菌が棲みついています。腸内細菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分けることができます。理想的な比率は、2:1:7といわれています。

悪玉菌はインドール、スカトール、硫化水素、アミンなどの有害物質を作り出します。これらが原因で、臭いおならが出るのです。どの物質も臭いですが、卵の腐ったにおいは主に硫化水素が関係をしています。

ちなみに、善玉菌が食物繊維を分解する際に水素が発生するのですが、これは臭くありません。善玉菌が優勢なら、おならが出ても臭くないのです。

病気が原因の臭いおならは病気を治す必要がありますが、それ以外の原因ならセルフケアで改善します。腸内環境を整えれば、においの少ないおならになります。

腸内環境を整えるためにしたいおすすめのことは、発酵食品や食物繊維を摂取することです。発酵食品に貼乳酸菌が含まれていて、腸内環境を改善します。食物繊維は便通を整えて悪玉菌が棲みにくい環境を整えます。